【月次資産公開】2026年7月末の総資産は7,855万円|2か月連続の減少と、日本株と米国ハイテクの明暗

月末総資産の推移グラフ(2026年1月末〜7月末)。1月末7,743万円、2月末7,768万円、3月末7,552万円、4月末7,842万円、5月末7,928万円、6月末7,898万円、7月末7,855万円 投資実録・資産推移

月次資産公開シリーズの2本目です。2026年7月末時点の総資産と、その内訳を記録します。

投資歴18年、100万円から始めた資産の「現在進行形」の記録です。

この記事の要点

  • 7月末の総資産は7,855万円(前月比▲43万円)。5月末の過去最高から2か月連続の減少
  • 減った分の大半は現金の▲40万円。リスク資産全体はほぼ横ばい
  • 中身は明暗が分かれた月。日本株が上昇、米国ハイテクが下落して打ち消し合った
  • 月末にかけての円高も、ドル建て資産の円換算額を押し下げた
  • 今回から内訳をアセットクラス別(現金・株式・債券・コモディティ・暗号資産)に変更
  • 7月の売買は投資信託の定期買付10万円のみ。それ以外は何もしていない月
  • 現金+債券で資産の39%。この比率を崩さない理由も書きました
月末総資産の推移グラフ(2026年1月末〜7月末)。1月末7,743万円、2月末7,768万円、3月末7,552万円、4月末7,842万円、5月末7,928万円、6月末7,898万円、7月末7,855万円
月末総資産の推移(2026年1月〜7月・概算)

7月末は7,855万円|過去最高から2か月連続の減少

7月末の総資産は7,855万円でした。6月末の7,898万円から▲43万円です。

5月末に月末ベースの過去最高(7,928万円)をつけてから、6月が▲30万円、7月が▲43万円。2か月続けて、少しずつ削られている状態です。

ただ、月の途中では戻す場面もありました。7月7日時点では7,956万円まで回復していて、このときは「5月末の最高値を抜けるかもしれない」と思っていました。結局そこから月末にかけて100万円ほど戻される形になっています。

いとこん
いとこん

2か月で73万円減っていますが、正直あまり動揺はありません。18年やっていると、この程度の上下は「先月との差」くらいの意味しか持たなくなります。

何が減って、何が増えたのか?

アセットクラス別に並べると、こうなります。

資産クラス6月末7月末増減構成比
現金1,933万円1,893万円▲40万円24.1%
株式3,605万円3,610万円+5万円46.0%
債券1,194万円1,181万円▲14万円15.0%
コモディティ1,088万円1,091万円+3万円13.9%
暗号資産78万円80万円+2万円1.0%
合計7,898万円7,855万円▲43万円100%
アセットクラス別の内訳(万円未満切り捨てのため、増減の合計は端数分ずれます)

ここで、分類について2つ断っておきます。

1つめ。今回から内訳の分類を変えました。前回(5月・6月分)は口座・商品区分ベースだったため、「株式(現物)」の中に金ETFや債券ETFが混ざっていて、資産配分の話には使えないという弱点がありました。今回からアセットクラス別に集計し直しています。

この「金ETFや債券ETFが株式に混ざる」という問題は、家計簿アプリで見ているときにも同じように起きます。アプリの画面では株式が46%ではなく70%超に見えていた、という話を資産7,900万円をマネーフォワードだけでは管理できなかった話にまとめました。

2つめ。エネルギーETF(XLE)はコモディティとして分類しています。集計の都合で月によって株式側に入ることがあるため、上の表では両月ともコモディティに揃えました。ここを揃えずに並べると「株式+88万円、コモディティ▲79万円」という、実際とはまるで違う姿に見えてしまいます。分類をまたぐ商品は、過去側も揃えないと嘘になる、というのは今回あらためて確認したことです。

日本株が上げ、米国ハイテクが下げた月

株式の中身を見ると、7月は日本株と米国ハイテクで方向が逆でした。評価額の増減で並べてみます。

増えたもの

  • 日経平均の高配当株に連動するETF、住友商事、三菱商事、三菱UFJ、INPEX:いずれも+7〜11%

減ったもの

  • QQQ(NASDAQ100連動ETF)、NASDAQ100のカバードコール型ETF、米国のハイテクセクターETF:いずれも▲6〜8%
  • VOO(S&P500連動ETF):▲1%程度

株式全体が+5万円にとどまったのは、この2つの流れがほぼ打ち消し合ったからです。日本株が上げた分を、米国ハイテクの下げがちょうど相殺した格好でした。

もうひとつの要因は、月末にかけての円高

ここまで「米国ハイテクが下げた」と書いてきましたが、その下げ幅のうち相応の部分は為替によるものです。

7月は月末にかけて円高が進みました。私の資産は米国ETF・米国債・金ETFと、ドル建ての比率がかなり高い構成です。ドル建ての資産は、現地の株価がまったく動かなくても、円高になればそれだけで円換算の評価額が目減りします。

実際、7月に評価額を落としたのは米国株だけではありません。債券▲14万円も、金を中心としたコモディティの伸び悩みも、中身はほとんどドル建て資産です。株・債券・金という値動きの違うはずの3つが同じ方向に少しずつ削られたのは、共通の要因として円高が効いていたからだと見ています。

円建てで生活している以上、この目減りは記録上は本物です。ただ、売って円に戻す予定がない資産については、私はあまり気にしないことにしています。18年のあいだに円安も円高も何度か通ってきて、そのたびに評価額は上下しましたが、持ち続けたものは結局そのまま残っているからです。

なお、7月に行った売買は後述する投資信託の定期買付1本だけです。上の増減はいずれも売買によるものではなく、値動きと為替の結果ということになります。

いとこん
いとこん

コアのVOOが▲1%程度なのに、QQQは▲7%以上。同じ米国株でも中身でこれだけ差が出るのかと、あらためて思いました。

スペースXの評価額が4割近く減った

前回の記事で「6月のハイライト」として書いたのが、スペースXのIPOに当選して3株だけ買った話でした。

その評価額が、7月の1か月で4割近く下がりました。3株は売らずにそのまま持っているので、これは純粋な値下がりです。

もともと資産全体の0.1%にも満たない「痛くない量」で買ったものなので、全体への影響は誤差の範囲です。ただ、記事に書いた翌月にこうなるのは、正直ばつが悪いところもあります。

それでも、話題性のある銘柄をこの金額に抑えるルールにしておいてよかった、というのが率直な感想です。もし同じ熱量で資産の数%を入れていたら、今月はその4割が減るのを眺めることになっていました。個別株を少しだけ持ち続ける理由は、まさにこの「金額の設計」にあります。

7月にやったことは、定期買付10万円だけ

7月の売買は1本だけでした。新NISAのつみたて投資枠で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を10万円分。7月22日の約定です。

それ以外は、買いも売りもしていません。日本株が上がっても、米国ハイテクが下がっても、スペースXが4割下げても、何もしなかった月です。

現金が▲40万円減っているうち、10万円はこの買付によるものです。残りは生活費などの支出で、投資の判断とは関係のない部分になります。

月次で公開すると決めた以上、この「何もしていません」を毎月書くことになるのだろうな、と思っています。ただ18年やってきた実感として、記録する価値があるのはむしろこちらのほうです。相場を見て動いた月より、動かなかった月のほうが、後から振り返ると結果がよかったことが多いからです。

現金・債券で資産の39%|なぜ攻めきらないのか

7月末の構成比は、株式46.0%、現金24.1%、債券15.0%、コモディティ13.9%、暗号資産1.0%です。

現金と債券を足すと39.1%。7,900万円近い資産のうち、3,000万円以上が「増えにくい場所」に置いてあることになります。

フルインベストを是とする人から見れば、これは大きな機会損失でしょう。実際、この3年の株高局面だけを切り取れば、その指摘は正しいと思います。

それでもこの枠を崩していないのは、2009年にFXで強制ロスカットを食らった経験があるからです。あのとき失ったのは12万円で、金額そのものは大したことがありません。いまも効いているのは金額ではなく、「余力がないと判断が歪む」という感覚のほうです。

2024年8月5日に一晩で850万円減った日も、結局私は何もしませんでした。何もしないでいられたのは、生活費の心配をしなくてよかったからです。現金と短期債は、リターンを取りに行くための枠ではなく、暴落のときに何もしないでいられるための枠だと考えています。

「現金・債券39%」の中身は、ほぼ待機資金

債券1,181万円の中身は、大半が米国債です。しかも債券枠の3分の2以上が「残存1年未満」の米国短期国債ETFで占められています。残存が短い国債は値動きがほとんどなく、性格としては「利息のつくドル建て現金」に近いものです。

残りは1〜3年の米国債ETF、満期まで持つつもりの米国債2本、それに先進国債券インデックスが少しという構成です。

つまり、現金1,893万円にこの短期国債を足すと、資産の3割強が「いつでも動かせる待機資金」ということになります。「債券で運用している」というより「置き場所を分けている」に近い状態です。

この3割強を多いと見るか、必要な備えと見るか。私は後者のつもりでいますが、株高が続く間はずっと「重い」と言われ続ける部分だとも思っています。

コモディティ1,091万円は、9割強が金

コモディティは7月に+3万円と、わずかですがプラスでした。金は円高もあってやや値を落としましたが、エネルギーETFが上げてそれを埋めた形です。

中身は、金ETF(IAU・GLD・1540)、金の戦略型ETF、純金ファンド、貴金属の積立残高、エネルギーETF(XLE)、そして銀ETFの8本です。

このうち金関連だけでコモディティの9割強(約92%)を占めます。金の買い方を純金積立からETFに切り替えた経緯は、金価格が史上最高値圏でも私が金を買い続ける理由に書いたとおりです。

一方で、銀はごくわずかしか残っていません。7月も売却はしていないので、減ったぶんは値下がりです。金と同じ「実物資産」のつもりで買い始めたものの、結果として同じようには扱えなかった、というのが正直なところです。この話は銀投資の現実|金との違い、5年やった本音に書きました。

なお、この記事で公開しているのは資産クラス単位までです。どの銘柄をいくら持っているかという一段細かい内訳は、月次のブログでは扱わない方針にしています。そちらは有料note(¥300)にまとめました。→ 2か月連続で資産が減った月に、やったことは10万円の積立だけでした(前半は無料で読めます。7月末時点の銘柄別の内訳を、有料部分に置いています)

2026年の7か月を並べてみると

月末の数字を年初から並べると、こうなります。

1月末7,743万円 → 2月末7,768万円 → 3月末7,552万円 → 4月末7,842万円 → 5月末7,928万円 → 6月末7,898万円 → 7月末7,855万円。

年初来では+112万円(+1.4%)です。7か月かけて1.4%。数字だけ見れば、ほとんど進んでいません。

ただ、この7か月は一直線ではありませんでした。3月末に7,552万円まで落ちて、そこから4〜5月で376万円戻し、6〜7月で73万円削られた、という形です。3月の下落局面でも売買はしていません。結果的には、動かなかったことが4〜5月の回復につながりました。

「7か月で+1.4%」を少ないと感じるかどうかは、たぶん投資歴によります。私は18年やってきて、増えない時期のほうがずっと長いことを知っているので、この程度の足踏みは想定の範囲だと思っています。

まとめと、8月に向けて

  • 7月末の総資産は7,855万円(前月比▲43万円)、2か月連続の減少
  • 減少分の大半は現金の▲40万円で、リスク資産はほぼ横ばい
  • 日本株の上昇と米国ハイテクの下落が打ち消し合い、株式は+5万円
  • 月末にかけての円高が、ドル建て資産(米国株・米国債・金)の円換算額を押し下げた
  • スペースXは3株を保有したまま評価額▲4割。金額を絞っていたので影響は誤差の範囲
  • 7月の売買は新NISAつみたて枠での定期買付10万円だけ
  • 現金・債券39%の枠は、当面このまま維持します
  • 銘柄ごとの金額まで含めた内訳は、この記事では公開していません

8月も月末の数字で、同じフォーマットで記録します。8,000万円の大台は5月に一度視界に入りましたが、いまは少し遠ざかりました。到達できてもできなくても、そのまま書きます。

この資産をどの口座に置いているかは、投資歴18年の私が実際に使っている証券会社・口座 全一覧で全部公開しています。

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この記事を書いた人

いとこん(@itoconn_oj3)。2008年、リーマンショックの年に100万円で投資を開始。翌年にはFXの強制ロスカットで元本を6割減らし、1年半ほど市場から離れたことも。それでも退場しなかった結果、18年で資産は約7,900万円になりました。

プロフィール 投資歴18年の全記録

※本記事は個人の投資の記録であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。金額はすべて概算です。投資は自己責任でお願いします。詳しくは免責事項をご覧ください。

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