画像を貼りつけたけど。。。
「ALT（代替テキスト）って結局なにを書けばいいの？」
この記事では、画像 ALT 付け方の基本から、WordPressでの設定手順、失敗しやすいNG例、判断基準までをまとめます。
この記事を読むと「どの画像に・何を・どれくらい書くか」がわかるようになりますよ。
結論：画像ALTは「目的に合わせて、短く具体的に」が最短ルート
- ALTは“画像の代わりになる説明”（見えない/読み上げ環境向け）です。
- **装飾画像は空のALT（alt=””）**でOKなケースがある
- キーワードの“詰め込み過ぎ”は避ける（不自然な羅列は逆効果になる可能性がある）
- 画像内の文字が重要なら、ALTに同じ文言を入れる
- 図表・グラフは本文側で“内容の文章化”もセット（ALTだけで完結させない）
※筆者は特定サイトでの順位変動などの効果検証は未実施のため、一般的なガイドラインとして整理します。
ALT（alt属性）って何？ キャプションや説明文との違い
ALT（代替テキスト/alt属性）は、画像が表示できないときや、スクリーンリーダーで読み上げるときに使われる画像の代替情報です。
検索エンジンも、画像の理解にALTやページ文脈を使うことがあります。
WordPressの場合、似たような項目があって、混乱するので、ざっくり分けると以下のようになります。
- ALT（代替テキスト）：画像の“意味”を伝える（非表示・読み上げ向け）
- キャプション：画像の下に表示される補足（読者に見える）
- 説明（description）：メディア管理用の説明（テーマによって表示されたりされなかったり）
ALTの付け方（WordPress / HTML）ステップガイド
WordPress（ブロックエディタ）の手順
- 記事編集でALTを入力したい画像をクリック
- 右サイドバー（設定）で**「代替テキスト」**欄を探す
- 画像の目的に合う文章を入力して保存
同じ画像を複数記事で使う場合は、メディアライブラリ側のALTも整理しておくと管理しやすくなりますよ。
alt属性（altタグ）とは？その役割や正しい設定方法を解説
HTMLの手順（コードで設定）
- 例：
<img src="example.jpg" alt="机の上のノートPCとブログ編集画面">
ALTは**alt=”” も含めて“属性として入れる”**のが基本です（装飾画像の扱いに関係します）。 WordPress
つまずき対策：どこまで書けばいい？
- **“見た目”より“役割”**を先に考える（説明画像？装飾？リンク？）
- 迷ったら「この画像が消えたら、読者は困る？」で判定するとブレにくいです
失敗しやすいポイントと対策：NG例→改善例（テンプレ付き）
NG1：キーワードを詰め込みすぎ
NG例：alt="画像 ALT 付け方 画像ALT SEO alt属性 WordPress 代替テキスト"
→ 理由：文として不自然で、ユーザー体験を損ねる可能性があります
改善例：alt="WordPressで代替テキスト（ALT）を入力する設定画面"
→ キーワードは“自然に入る範囲”で十分です。
NG2：「画像」「写真」などだけで終わる
NG例：alt="画像"
→ 何の画像かわからず、代替になりません。
改善テンプレ（このまま使えます）
- 物の写真：
alt="（対象）を（特徴）で写した写真" - 手順画面：
alt="（作業）をするための（画面/設定項目）" - 比較図：
alt="（比較対象A）と（比較対象B）の違いを示す表"
NG3：装飾画像にも長文ALTを書いてしまう
区切り線や背景の飾りなど、**情報を増やさない画像はalt=””**が推奨されることがあります。
判断基準：この画像、ALTは必要？（迷ったときの早見表）
| 画像のタイプ | どう扱う？ | ALTの例 |
|---|---|---|
| 内容理解に必要な写真/スクショ | 書く | alt="画像に代替テキストを入力する欄（WordPress）" |
| ロゴ | 書く | alt="サイト名（ロゴ）" |
| 装飾（背景、区切り線、雰囲気） | 空にすることが多い | alt="" |
| 画像内に重要な文字がある | 文字を含める | alt="『お問い合わせはこちら』ボタン" |
| 図表・グラフ（情報量が多い） | ALT＋本文で説明 | alt="月別PV推移の折れ線グラフ"＋本文で数値を説明 |
注意点・よくある誤解：ALTは“SEO目的の欄”ではない
ALTは検索のためだけでなく、非表示時の代替や読み上げに関わる重要要素です。
「全部に長文を入れる」より、必要な画像に、文脈に合った短い説明が基本になります。
情報は更新される可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。
（外部リンク：Google Search Central「画像のSEOベストプラクティス」 Google for Developers ／ W3C WAI Images Tutorial w3.org）
FAQ（よくある質問）
Q1. 画像ALTは全部の画像に入れるべき？
一般的には、img要素にはalt属性を用意し、装飾ならalt=""のように空にする考え方があります。
「入れる/入れない」より「内容があるALTか、空ALTか」を選ぶイメージです。
Q2. ALTはコピペで同じ文でもいい？
同じ画像でも、ページの文脈が違うならALTも調整した方が自然です。
逆に「同じ意味で使っている同じ画像」なら、同じALTでも問題になりにくいです（ただしキーワード詰め込みは避けます）。
Q3. ALTは何文字くらいが適切？
明確な“固定の文字数ルール”は示されていないことが多いので、短く・具体的にを優先してください。
Q4. 画像内の文字はALTに書いた方がいい？
重要な文字情報なら、ALTに同じ言葉を含めるのが基本です。
Q5. 図表やグラフはALTだけで説明すべき？
ALTだけで完結させず、本文でデータや結論を文章化するのがおすすめです。
まとめ：今日から迷わない「画像 ALT 付け方」チェックリスト
- ALTは画像の代替。文脈に合う短い説明を意識する
- **装飾画像はalt=””**でOKな場合がある
- キーワードの詰め込みは避ける
- 画像内の重要テキストは、ALTにも同じ文言を入れる
- 図表は本文でも説明して読者が理解できる形にする
次にやることは、自分の過去記事の画像を10枚だけ見直して、上の表の基準でALTを整えることです。
次は「画像の圧縮・WebP化」や「内部リンクの貼り方」も確認しておくと、サイト全体の改善がスムーズです（関連記事：画像最適化の手順／内部リンク設計の基本）。
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