アドセンス 審査前に整える3ページ(プライバシー/お問い合わせ/プロフィール)まとめ

説明:WordPressのフッターに「プライバシーポリシー/お問い合わせ/プロフィール」のリンクを並べた画面例 ALTテキスト:アドセンス 固定ページ 必須の3ページをフッターに設置した例 お役立ち情報

「記事はそれなりに書いたのに、固定ページが不安でアドセンス審査に出せない…」
「テンプレをコピペしたけど、これで大丈夫?ズレてない?」

そんな人向けに、AdSense合格前に最低限そろえたい固定ページを、抜け漏れしにくい形でまとめます。
この記事を読み終えるころには、どのページに何を書けばいいか/どこに置けばいいか/最後に何をチェックするかが一気に整理できます。


  1. 結論:AdSense合格前に最低限必要な固定ページはこの3つ
    1. 余裕があれば追加したいページ(必要な場合だけでOK)
  2. プライバシーポリシー:AdSenseで“落とし穴”になりやすいポイント
    1. 書くべき項目チェックリスト(最低限)
    2. やりがちなミス:古いテンプレのまま「実態とズレる」
    3. 例文テンプレ(コピペOK…じゃなく「置換して完成」する用)
    4. (補足)同意メッセージ等を使う人は「URL登録」が必要になることも
  3. お問い合わせページ:「設置しただけ」では弱い。最低限の型を作ろう
    1. 必須項目(この4つでOK)
    2. スパム対策(最低限でOK)
    3. どこに置くべき?(結論:フッター固定)
  4. プロフィール(運営者情報):信頼の土台は「根拠ある自己紹介」
    1. 何を書けば信頼が上がる?(おすすめ項目)
    2. 書かないほうがいいこと(身バレ・リスク回避)
    3. 例文テンプレ(そのまま使わず、あなた用に寄せる)
  5. 追加で用意すると安心な固定ページ(必要な人だけ)
    1. 免責事項(書くなら短く、わかりやすく)
    2. 特定商取引法に基づく表記(必要な場合)
  6. 3ページを整えたら最後にやるチェックリスト(ここで落とし穴を潰す)
    1. 設置チェック(導線)
    2. 内容チェック(実態と一致)
    3. 公開チェック(意外と多いミス)
  7. まとめ:必須3ページを“整合性重視”で整えれば、審査の土台は固まる
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結論:AdSense合格前に最低限必要な固定ページはこの3つ

まず最短ルートの結論です。必須3点を先に作ると迷いません。

  • プライバシーポリシー(最優先)
  • お問い合わせ
  • プロフィール(運営者情報)

審査では「サイトとして責任ある運営ができそうか」「読者・広告主にとって安全か」を見られます。
この3ページは、信頼の土台になりやすい固定ページです。

おすすめの配置(とりあえずこれでOK)

  • フッターに固定リンク(全ページから辿れる)
  • 可能ならヘッダーメニューにも入れる(スマホでも見つけやすい)
説明:WordPressのフッターに「プライバシーポリシー/お問い合わせ/プロフィール」のリンクを並べた画面例 ALTテキスト:アドセンス 固定ページ 必須の3ページをフッターに設置した例

余裕があれば追加したいページ(必要な場合だけでOK)

  • 免責事項
  • 著作権・転載は禁止転載について
  • 特定商取引法に基づく表記(商品販売・有料サービス・継続課金など該当する場合)
  • サイトマップ(なくてもいいけど、あると親切)

※法律要件はケースで変わります。心配なら、自治体や公的機関・専門家の案内も確認してください。


プライバシーポリシー:AdSenseで“落とし穴”になりやすいポイント

プライバシーポリシーは「作ったつもり」になりやすいページです。
AdSense関連では、Cookieや広告配信に関する説明がズレていると不安要素になりがちです。

Googleのヘルプでも、広告配信に関連してCookie利用の説明をプライバシーポリシーに含めるよう案内されています。Google adsense ヘルプ
また、Publisher Policiesのヘルプでは、第三者がCookieやWebビーコン、IPアドレス等を用いて情報を収集する可能性を、プライバシーポリシーで明確に開示することが求められています。Googleヘルプ

説明:プライバシーポリシー内の見出し例(広告/Cookie/アクセス解析が並んでいる) ALTテキスト:プライバシーポリシー アドセンスに必要な記載項目の見出し例

書くべき項目チェックリスト(最低限)

あなたのサイト実態に合わせて、該当するものだけ入れればOKです。

  • 広告配信について
    • 第三者(Google等)がCookieを使って広告を配信することがある
    • ユーザーの訪問履歴等に基づいて広告が表示される場合がある
  • アクセス解析ツールについて(例:Google Analytics等)
    • 収集する情報の種類(Cookie等)
    • 目的(サイト改善など)
  • お問い合わせフォームで取得する情報
    • 氏名(任意)/メールアドレス等
    • 利用目的(返信のため等)
  • 個人情報の管理
    • 適切に管理し、目的外利用しない
  • 免責・外部リンク(入れるなら)
    • 外部サイトの内容は責任を負えない等

やりがちなミス:古いテンプレのまま「実態とズレる」

プライバシーポリシーは、コピペより“整合性”が大事です。

よくあるズレ例

  • 「アクセス解析は使っていない」と書いてあるのに実際は使っている
  • 「広告は貼っていない」と書いているのにAdSense申請中/一部に広告がある
  • 使っていないサービス名(例:○○アフィリエイト)を列挙したまま

直し方のコツ

  • 「使っているものだけ」残す(迷ったら管理画面のプラグイン一覧を確認)
  • 文章をあなたの言葉に置き換える(語尾や表現をそろえる)
  • 追加した機能(コメント欄、問い合わせフォーム等)に合わせて更新する

例文テンプレ(コピペOK…じゃなく「置換して完成」する用)

そのまま貼るのではなく、【 】をあなたのサイト用に置き換えて使ってください。

  • 広告について(例)
    当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Google 等)を利用する場合があります。第三者配信事業者はユーザーの興味に応じた広告を表示するため、Cookie を使用することがあります。
  • アクセス解析について(例)
    当サイトではアクセス解析ツールを利用し、トラフィックデータを収集することがあります。これらは匿名で収集され、個人を特定するものではありません。
  • お問い合わせで取得する情報(例)
    お問い合わせの際に、氏名(任意)やメールアドレス等をご入力いただく場合があります。取得した個人情報は、お問い合わせへの返信以外の目的では利用しません。

(補足)同意メッセージ等を使う人は「URL登録」が必要になることも

欧州の同意メッセージ(Googleの同意関連機能)を使う場合、プライバシーポリシーURLを登録・更新する手順が案内されています。Googleヘルププライバシー ポリシーの URL を追加する
※仕様は変わる可能性があるので、最新の手順は必ず公式ヘルプで確認してください。


お問い合わせページ:「設置しただけ」では弱い。最低限の型を作ろう

お問い合わせは「連絡手段がある=責任ある運営」に直結します。
でも、フォームを置くだけで終わると、読者側の不安(返信ある?個人情報大丈夫?)が残りがちです。

説明:お問い合わせフォームの入力項目を最小限にした例(名前任意・メール必須など) ALTテキスト:お問い合わせフォーム アドセンス審査向けの最低限構成

必須項目(この4つでOK)

  • お問い合わせフォーム(最優先)
  • 返信の目安(例:2〜3日以内/土日除く等)
  • 入力項目は最小限(名前は任意でもOK、メールは必須など)
  • プライバシーポリシーへの導線(「個人情報の扱いはこちら」)

メールアドレスを直書きしたくない人へ

  • 基本はフォームでOK
  • どうしても代替を置くなら「SNSのDM」などでもよい(ただし運用できるものだけ)

スパム対策(最低限でOK)

初心者がやりすぎると、逆に壊れやすいです。まずはこれだけ。

  • reCAPTCHA(またはフォーム側のスパム対策機能)
  • **Honeypot(ダミー項目)**があるならON
  • 送信後の自動返信は「必要なら」程度でOK(運用に合わせて)

どこに置くべき?(結論:フッター固定)

  • フッター固定リンク:どの記事からでも辿れる
  • 可能なら「プロフィール」ページ内にもお問い合わせへのボタンを置く
  • 記事下にも「ご意見はこちら」など軽い導線があると丁寧

プロフィール(運営者情報):信頼の土台は「根拠ある自己紹介」

プロフィールは「盛る場所」ではなく、このサイトを誰が、何の目的で、どういう基準で書いているかを示す場所です。

説明:プロフィール(運営者情報)に「運営目的・記事の基準・問い合わせ導線」がまとまっている例 ALTテキスト:プロフィール(運営者情報) アドセンスで信頼性を上げる書き方例

何を書けば信頼が上がる?(おすすめ項目)

  • サイトの目的(例:一人暮らし向け家電をわかりやすく紹介、など)
  • 運営者の立場(会社員/学生/主婦など、出せる範囲で)
  • 記事の基準(例:実機レビューの有無、比較方法、参照する公式情報)
  • PR表記の方針(アフィリエイト/プロモーションがある場合の明記)
  • お問い合わせへの導線(ボタンやリンク)

書かないほうがいいこと(身バレ・リスク回避)

  • 住所の詳細、電話番号、学校名・勤務先の特定情報
  • SNSや写真も「無理に出さない」でOK
  • 書ける範囲で**“責任ある運営”が伝われば合格点**です

例文テンプレ(そのまま使わず、あなた用に寄せる)

運営者情報(例)
はじめまして、当サイト「【ブログ名】」を運営している【名前(ハンドルネーム可)】です。
当サイトでは【ジャンル】を中心に、「【誰のどんな悩み】」を解決することを目的に記事を作成しています。

記事作成の基準(例)

  • 公式サイト・取扱説明書・仕様表など、一次情報を確認する
  • 実際に使った場合は、使用期間や環境(間取り・家族構成など)を明記する
  • PR/アフィリエイトが含まれる場合は、記事内でわかる形で表示する

ご質問や修正依頼は、お問い合わせページからご連絡ください。


追加で用意すると安心な固定ページ(必要な人だけ)

必須3点を整えた後、余裕が出たら追加しましょう。

説明:追加ページ(免責事項・特商法表記)のメニュー例(必要な人だけ追加している) ALTテキスト:固定ページ テンプレートに追加したい免責事項の例

免責事項(書くなら短く、わかりやすく)

  • 情報の正確性に努めるが、最新性は保証できない
  • 損害等の責任を負えない範囲の明記
  • 商品・サービスの最終判断は読者に委ねる

※「仕様や価格は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください」と一文入れるのが親切です。

特定商取引法に基づく表記(必要な場合)

  • 自分で商品を販売する/有料サービス/オンライン講座/継続課金など
  • 逆に、一般的なアフィリエイト紹介だけなら必ずしも同じ形が必要とは限りません(ケースにより異なるため、該当する場合は公的機関や専門家の案内も確認推奨)

3ページを整えたら最後にやるチェックリスト(ここで落とし穴を潰す)

最後に、審査前の“事故”を防ぎます。ここが一番効きます。

説明:スマホ表示で固定ページが読みやすい(短い段落・見出し・箇条書き)例  ALTテキスト:アドセンス 固定ページ 必須ページをスマホで読みやすく整えた例  この画像つくれ

設置チェック(導線)

  • フッターに プライバシーポリシー/お問い合わせ/プロフィール のリンクがある
  • どのページからでも2クリック以内で辿れる
  • プロフィール内からお問い合わせへ誘導できる

内容チェック(実態と一致)

  • 広告/アクセス解析/問い合わせで取得する情報が、実際に使っている内容と一致している
  • 使っていないサービス名が残っていない
  • PRやアフィリエイトがあるなら、その方針がプロフィール等に書かれている

公開チェック(意外と多いミス)

  • 固定ページが公開状態(下書き・限定公開になっていない)
  • noindex設定していない(SEOプラグインで固定ページだけ除外していないか)
  • スマホで読んでも見出しがあり、長すぎない(目安:1見出し3〜6行くらいで改行)
説明:SEOプラグインの画面で固定ページがnoindexになっていないか確認しているイメージ ALTテキスト:アドセンス 審査 固定ページの公開状態とnoindexチェック

まとめ:必須3ページを“整合性重視”で整えれば、審査の土台は固まる

最後に要点をおさらいします。

  • アドセンス 固定ページ 必須は、まず「プライバシーポリシー/お問い合わせ/プロフィール」の3つ
  • プライバシーポリシーはCookie・広告・解析が実態とズレないように(テンプレは置換して使う)
  • お問い合わせは「フォーム+返信目安+プライバシー導線」で信頼が上がる
  • プロフィールは「盛る」より運営目的・基準・導線を明確に
  • 最後に、フッターリンク/公開状態/noindexをチェックして“事故落ち”を防ぐ

まずは今日、固定ページ3つを作ってフッターに並べるところから始めてみてください。
もし迷ったら、固定ページを整えた後に「審査で落ちる原因のチェック」記事もあわせて読むと、改善ポイントが見つけやすくなります。


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